■■■ arthur / Rakuda

YouTubeをふらついていたときに偶然見つけた知らないバンド。知らない良い曲がいっぱいで宝箱でも見つけたみたいに嬉々として聴き漁ってました。童話をそのまま音楽に置き換えたようとしたバンドは山のようにいるけども、歌詞に音楽が伴うことができたバンドとしては、アルチュールが初めて満足いくものでした。保守的と言ってもいいくらい何も新しくなくて、それでいてしっかり胸の内をえぐってくる。退屈させないアレンジからは音に対する造形の深さがうかがい知れるし、シンプルな言葉がもつ力を最大限に活かした歌詞はとても伸びがあって、言葉選びへの配慮をつよく感じさせる。これだけ気付けて気を配れるバンドが、知らないうちに生まれて消えていたなんてなんだか切ないです。





